2019年8月25日(日)

埼玉の浦和美園・岩槻地区、ワオンで地域ポイント

2018/5/11 0:00
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さいたま市やイオンなどが参加し、産官学連携で浦和美園地区の街づくりに取り組む「美園タウンマネジメント協会」は8月、イオンの「WAONカード」を活用した地域ポイント事業を始める。同地区と岩槻地区で実施する。同市の住民は市外で買い物をする場合も多い。ポイントを地元で使う仕組みを通じ、市内での経済循環を促す。

地域活動でもポイントを付与する(浦和美園地区のアーバンデザインセンターみその)

ポイント事業は「さいたまポイント」(仮称)。さいたま市とイオンは連携協定の一環で、2016年10月にご当地WAONカード「さいたま市みんなで健康WAON」を発行しており、このカードをポイントの記録媒体として活用する。100円ごとに1ポイントがカードにたまる仕組み。ポイントは1ポイント1円として使える。同協会が企画した地域活動やイベントでもポイントを得られるようにする。

対象地域は浦和美園地区と岩槻地区で、同協会は8月の事業開始に向けて、100店舗の加盟を目指している。6月15日まで地域ポイントの名称やPRキャラクターを募集する。両地区は先行導入地域の位置付けで、将来的には市全域でポイントカードが使えるようにする構想だ。

浦和美園地区は宅地開発が進み、子育て世代を中心に転入超過が続いている。同協会の岡本祐輝副会長は「ポイントを得たり使ったりすることで、地域コミュニティーに参加するきっかけを増やしてほしい」と話す。ポイントを通じて転入した住民が地域に溶け込む効果を見込んでいる。

一方、岩槻地区の人口は減少傾向で、高齢化も進んでいる。同地区では既存のポイントカード事業「わくわくカード」があるが、8月以降は同カードをさいたまポイントに切り替える予定。浦和美園地区の住民が岩槻地区を訪れるきっかけになれば、両地域の交流人口が増える効果も期待できそうだ。

美園タウンマネジメント協会は15年設立で、官民連携でスマートシティー化に取り組んでいる。浦和美園駅近くに情報発信拠点「アーバンデザインセンターみその」も開設。16年からは自転車での活動量を電子マネーに交換する事業を手掛けている。

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