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グラビア界の新星、小倉優香 人気雑誌の表紙総なめ

NIKKEI STYLE

復活の兆しを見せる「ソロ」の女性グラビアアイドル・シーンを引っ張っているのが、小倉優香だ。2013年に東京ガールズコレクションでモデルとしてデビュー。17年4月発売の『週刊ヤングマガジン』21号で初グラビアながら表紙に大抜てきされて話題を集めた。この1年で計7回、同誌の表紙を飾ったのをはじめ、各誌の表紙を総なめの活躍ぶりだ。

「ダンスを習っていたので、表に出て表現することには興味がありました。中学3年生の時に一般応募で『ミスセブンティーン』に最終審査まで残って、面接の帰りに原宿でスカウトされました。その後、後輩の女の子が事務所にたくさん入ってきて、『このままだと埋もれちゃうな』と思っていた頃に、グラビアのお仕事が決まりました。たぶん一過性のことで、初表紙が記念になればと思いましたが、それからも何度も表紙に出させていただくようになって。

グラビアの撮影は、最初の時から楽しかったです。雑誌のグラビアに出てるのは、アイドルをやられている方が多いじゃないですか。アイドルの方は既に固定ファンがついてますけど、その中でグループに入っていない自分がやっていけているということに、自信をいただきました。

いろんな人に知ってもらえて、雑誌によって反響が違うのが、グラビアの魅力。2日連続で発売される週刊と月刊の『ヤングマガジン』の表紙になった時(17年6月)や『FRIDAY』で14ページぶち抜きのグラビア(17年7月)をやらせてもらった時とか、いつもと違うことをやるとネットで話題になってバズりました。

ファンの人には、『笑顔がいい』と言われます。ちょっと幼い元気なグラビアも、大人っぽいしっとりしたグラビアも、両方できることが、自分の特長かなって」

自分らしいグラビアを模索

将来の目標は、女優としての活躍。4月7日に公開された映画『人狼ゲーム インフェルノ』(主演は武田玲奈)に出演している。身長の高さ(167センチ)を生かした、幅広い活躍が期待される。

「演技は、将来の自分のためにもなるので楽しいです。でも、グラビアで注目していただいているおかげで、女優のお仕事ができているのだと思うので、演技もグラビアも、どっちも大切です。

最近は、先の自分についても考えるようになりました。初めは自分を知ってもらうために、たくさんの雑誌に出ることがうれしかったですけど、これからは、そればかりが大事ではないんだなと。

グラビアのお仕事をしている友達もいるので、相談することもあります。毎回いろいろ話した結果、『まだ未成年なんだから、20歳になったら、もう1回考えよう』というところにたどり着きます。年上や同年代のグラビアで活躍している人を見て『なるほどな』と思うことはありますが、私が同じことをやったら変になっちゃうものもあるし、私にしかできないグラビアもあると思うので、自分ができることを探して頑張りたいですね」

(ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント! 2018年5月号の記事を再構成]

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