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北朝鮮で拘束の米国人3人解放 トランプ氏公表

米朝首脳会談「日程・場所決まる」

【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は9日、北朝鮮に拘束されていた3人の米国人が解放されたとツイッターで明らかにした。この日に訪朝したポンペオ国務長官が3人とともに帰国の途に就いた。北朝鮮が米朝首脳会談に向けて米国との関係改善に意欲を示したもので、会談の開催に大きく前進した。トランプ氏は日程と場所も決まったと表明した。

トランプ氏によると、3人は米東部時間10日午前2時にワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着する予定だ。トランプ氏はツイッターに「私が出迎えるつもりだ。とても興奮している!」と投稿した。「健康状態は良さそうだ」という。

北朝鮮で拘束されていた米国人3人が解放されたことを明らかにしたトランプ米大統領のツイッター

北朝鮮に拘束されていたのは、平壌科学技術大学の教授のキム・サンドク、同大の運営に従事するため平壌に滞在していたキム・ハクソン、事業家とされるキム・ドンチョルの各氏。ポンペオ氏は3人が解放されれば「重要な意思表示だ」と述べ、米朝首脳会談に向けて前向きな動きととらえて評価する考えを示していた。

これに先立ちポンペオ氏は9日、北朝鮮の首都平壌を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)委員長と面会した。複数の米メディアによると、金英哲朝鮮労働党副委員長とも会談し、6月初旬までに開催を見込む初の米朝首脳会談に向け、議題や日程について詰めの協議を進めた。

9日朝に平壌入りしたポンペオ氏は空港で出迎えた金副委員長と市内のホテルで約1時間会談。その後、金副委員長主催の昼食会に出席した。昼食会の冒頭、ポンペオ氏は「長年の対立を解消し世界の脅威を除去するために私たちは協力できるとの希望を持っている」と発言。金副委員長は「米国が朝鮮半島に平和を構築するためにとても大きな役割を演じてくれると高く期待している」と応じた。

金副委員長は南北、米朝の水面下での交渉を担ってきた。4月の南北首脳会談や5月8日の中国・大連での中朝首脳会談にも同行した。

ポンペオ氏は米中央情報局(CIA)長官だった3月末~4月初旬に極秘訪朝しており、訪朝は今回が2回目。現職の国務長官としてはクリントン政権下の2000年10月のオルブライト国務長官以来の訪朝となる。ポンペオ氏は前回の初訪朝でも金委員長と面会した。

ポンペオ氏は米東部時間の7日夜、ワシントンを出発。国務省のナウアート報道官ら数人の高官のほか、AP通信と米紙ワシントン・ポストの記者が同行した。

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