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業績ニュース

テルモの純利益が最高 前期、カテーテルけん引

2018/5/9 22:00
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テルモが9日発表した2018年3月期の連結決算(国際会計基準)は純利益が912億円だった。会計基準をそろえた前の期の実績と比べ66%増えて実質的に最高益となった。心臓血管の治療に使うカテーテル(医療用細管)をはじめとして利益率の高い医療機器の販売が国内外で伸びた。期末配当を従来予想より4円積み増し、年間配当は前の期比8円増の50円とする。

売上高に相当する売上収益は14%増の5877億円だった。けん引役はカテーテル事業だ。カテーテル手術は合成樹脂や金属の細い管を血管内に挿入し、心臓周辺の血管の詰まりなどを改善する治療法。胸を切って迂回路をつくるバイパス手術より患者の身体的負担が軽いうえ入院期間も短縮できる。米国など先進国だけでなく、アジアの新興国でも急速に普及が進んでいる。

カテーテルの好調に伴い、カテーテルを手首から挿入する際に使う「ガイドワイヤ」も国内外で伸びた。血管が詰まるのを防ぐ機器「ステント」は、薬剤を塗布して効果を高めた製品が欧州などで伸びた。カテーテル事業全体で24%の増収となった。

営業利益は24%増の1085億円だった。17年3月期に米医療機器大手セント・ジュード・メディカルから買収した止血機器「アンジオシール」が計画以上に伸びた。米子会社が手掛ける脳動脈瘤(りゅう)の治療機器など利益率の高い製品の販売比率が上昇している。米国での価格下落で苦戦していた血液システム事業も上向いている。米国の採算が改善し新興国で販売を伸ばした。

販売費用や研究開発費の増加が250億円程度の減益要因となったが、売り上げの増加が約330億円、製品構成の変化など利益率の改善が約90億円の増益要因になった。売上高営業利益率は18%と1ポイント上昇した。

同日の記者会見で北畠一明常務執行役員は「付加価値の高い製品が足元の収益を押し上げている」と述べた。

併せて発表した19年3月期の業績予想では売上収益が前期比3%増の6080億円、純利益は9%減の835億円を見込む。カテーテルは好調に推移する見通しだが、米法人減税の影響で前期の税金費用が一時的に減った反動がでる。年間配当は4円増の54円を予定している。

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