JR貨物と西濃運輸、貨物列車を運行、出発式開催

2018/5/9 14:16
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JR貨物はセイノーホールディングス傘下の西濃運輸の荷物を運ぶ大阪―東北間の貨物列車の運行をこのほど始め、9日に出発式を大阪府吹田市で開いた。トラックの運転手不足が深刻になっていることや、二酸化炭素(CO2)の排出抑制が重要になっていることから貨物列車を活用する。

西濃運輸とJR貨物の関係者らが集まり記念式典を開いた(大阪府吹田市)

貨物列車の出発式で握手する西濃運輸・神谷正博社長(左)とJR貨物の田村修二社長(大阪府吹田市)

貨物列車は吹田貨物ターミナル駅(大阪府吹田市)を夜に出発し、翌朝に郡山貨物ターミナル駅(福島県郡山市)で荷を降ろした後、同日午後に仙台港駅(仙台市)に到着する。ほぼ同時間に逆コースでも運行する。

既に7日から毎日1往復を運行しているが、7月に15両に増やすことで、往復で43路線60台分のトラック輸送を補うようにする。

西濃運輸は昨年から大阪―九州間でトラック便の鉄道便への転換を進めている。この日の式典でJR貨物の田村修二社長は「今回は1編成がほぼ西濃運輸の貸し切りとなる。鉄道輸送を選択してもらってありがたい」と述べた。

西濃運輸の神谷正博社長は、さらに長距離路線便を鉄道に転換する考えを示した。

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