2018年7月21日(土)

アキッパ、ゲート式駐車場もシェアリング

スタートアップ
住建・不動産
2018/5/9 14:06
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 空き駐車場のシェアリングサービスを手掛けるakippa(アキッパ、大阪市)は9日、出入り口にゲートがある駐車場もシェアリング拠点として活用できるようになったと発表した。専用端末を取り付け、スマートフォン(スマホ)などで開閉操作する仕組みで、大和ハウス系の駐車場などに導入する。

スマホアプリとゲートに付けた小型端末が連携し、ゲートが自動で開く

 ビルのセキュリティーシステムなどを手掛けるアート(東京・品川)と連携し、ゲート機器に取り付ける端末「シェアゲート」を開発した。アキッパで駐車場を予約した利用者がゲートの前に行き専用アプリを開くと、端末とスマホが近距離無線通信「ブルートゥース」でつながり、自動でゲートが開く。スマホを持っていない利用者には事前に暗証番号を付与する。暗証番号を端末に入力して、ゲートを開けることができる。

 駐車場オーナーの負担として、端末は通常20万円、設置にも5万円ほどかかるが、2018年中に申し込めば無料で提供する。運用や保守点検にかかる費用は無料だ。

 まずは大和ハウスパーキング(東京・大田)などが導入した。同社の東京・有明の大型駐車場に10台のシェアリング用拠点を確保。今後はホテルや商業施設など、ゲート式駐車場を擁する施設に導入を呼び掛ける。19年12月末までに1000の拠点に設置し、3万~5万台規模の駐車スペースを確保したい考え。

 アキッパは14年にサービスをはじめた。スマホアプリなどで貸し手と借り手をつなぎ、空いている駐車場を15分単位で貸し出すことができる。現在の会員数は約70万人。累積の駐車場数は約2万カ所で業界最大手。

 一方で最近ではリクルートやNTTドコモなども業界に参入し競合も増えている。新サービスで拠点数を増やし、他社を引き離す。

(長尾里穂)

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