2019年6月26日(水)

横浜市の観光消費額、過去最高3500億円 ホテル新設寄与

2018/5/8 22:00
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横浜市内で観光客の消費が拡大を続けている。市がまとめた2017年の観光消費額は3557億円と前年から11.3%増え、09年の統計開始以降、過去最高を更新した。ホテルの新設などによる宿泊客の増加が寄与した。19年のラグビーワールドカップ(W杯)や20年の東京五輪に向け、さらなる押し上げが期待される。

2017年は「全国都市緑化よこはまフェア」など大型イベントも多かった(17年3月、横浜市)

市内の宿泊・観光施設の利用者数を示す「観光集客実人員」は3631万人と0.5%増だった。内訳は宿泊客が7.7%増の462万人、日帰り客が0.5%減の3169万人。観光消費額は宿泊客が前年比41.5%増の1567億円、日帰り客が4.7%減の1991億円だった。

横浜市内では17年中に、ホテルビスタプレミオ横浜(約230室)やホテルリブマックス横浜元町駅前(約150室)などが開業。「ホテルが増えただけでなく、既存ホテルの稼働が好調だったことが宿泊客増につながった」(観光振興課)という。観光庁の統計によると、外国人ののべ宿泊者数は1.4%増の約73万人だった。

宿泊客1人あたりの平均消費額も3万3896円と前年比31.5%増えた。日帰り客の5.4倍だ。「景気回復が追い風になっているのか、土産代や飲食代などが上昇している」(同課)という。

17年は横浜市内各地を花や緑で彩る「全国都市緑化よこはまフェア」や、現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2017」など大型イベントも相次いだ。日帰り客が減少したことについては、「夏から秋にかけて雨が続いたり、台風が近づいたりして天候が悪かったことが要因では」(同課)と分析する。

市内ではラグビーW杯や東京五輪に向け、ホテルの新設が続く。19年以降、ケン・コーポレーション(東京・港)がハイアットリージェンシー横浜、アパグループ(同)が2300室超のホテルを開業。リゾートトラストもザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜など2ホテルを開く。宿泊客は一段と増える見通しで、観光消費額の底上げにつながりそうだ。

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