2018年5月21日(月)

信大病院、医師らの働き方改革 治療説明は日中だけに

働き方改革
北関東・信越
2018/5/8 23:00
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 信州大学医学部付属病院(長野県松本市)は、医師や看護師などの働き方改革を発表した。医療従事者による患者や家族への治療方針の説明の時間を原則、午前8時半~午後5時15分の病院の勤務時間内に実施する。休日や夜間は主治医の代わりに、当直や当番医師が対応する。患者への対応や会議への出席で過重労働になりがちな医療従事者の負担を軽減する。

 働き方改革の内容は患者と医療従事者に、院内の掲示や入院時の案内で説明する。

 現在、患者の家族は日中働いていると、病院の勤務時間外や休日に治療方針の説明を求めることがあり、患者は夜間や休日も主治医に診察してもらいたい要望が強いという。医師も患者のために駆けつけることが多いため、病院が働き方改革を打ち出して医師の過重労働を抑える。

 院内で約200ある委員会も医療従事者の負担になっているため、時間の制限やメール審議の活用を促す。

 医師の働き方改革は厚生労働省が2月、有識者検討会議で取り組み策をまとめた。信大病院の方針はこれを受けたもので、総務課は「良質な医療を提供するために適正な休息が必要だ」と話している。

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