2019年5月25日(土)

ワコールHD、生産委託先76工場の情報開示 CSR重視

2018/5/8 18:02
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ワコールホールディングス(HD)は8日、主力の下着ブランド「ワコール」「ウイング」の生産を委託する国内外76工場の情報を開示した。アジアはじめ一部地域では児童労働など縫製工場の労働環境が国際的な関心を集めている。同社では企業の社会的責任(CSR)の観点から価格や納期に加え労働慣行も重視する方針に沿って委託先の情報開示を進める。

生産委託先へのCSR重視の姿勢を求める(百貨店の店頭に並ぶワコールの商品、京都市下京区)

開示したのは国内50工場のほか、中国19工場、タイ4工場、ベトナム2工場、インドネシア1工場の企業名と住所。5月下旬にホームページ上に公開する。これら工場での生産は事業子会社ワコールの仕入れ高の6割に達するという。ワコールHDが2017年10月に導入したCSR調達ガイドラインに理解を示し、労働環境などの継続的な改善とチェックの受け入れに賛同したという。

今後は「ルシアン」や「ピーチ・ジョン」など他ブランドのほかナイトウエア製品などの委託先もガイドラインに沿った運営しているかを調査し情報を公開する。調査への協力を拒んだ場合は、契約の打ち切りも視野に入れる。生産委託先の情報はユニクロを展開するファーストリテイリングやミズノなども開示している。

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