スルガ銀、純利益予想の半分に シェアハウス破綻で

2018/5/8 16:23
保存
共有
印刷
その他

スルガ銀行は8日、2018年3月期の連結純利益が前の期比50%減の210億円にとどまりそうだと発表した。従来予想は430億円だった。女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」の所有者向けの融資で焦げ付きのリスクに備えた貸倒引当金を約400億円積み増したことが響いた。

かぼちゃの馬車を巡っては、運営会社の破綻に伴い、物件の所有者が約束された賃料収入を得られないケースが続出している。スルガ銀は約700人の所有者に1000億円超の建設資金を融資している。

所有者は家賃収入を同行へのローン返済にあてる仕組みだが、賃料収入の停滞などにより、スルガ銀は融資を回収できない懸念が強まっている。

このためスルガ銀が当初45億円(単体)と見込んでいた融資の焦げ付きに備えた実質与信費用は、10倍の436億円(同)まで膨らんだ。この結果、純利益はほぼ半減する。正式な決算は15日に公表する。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]