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「あんしんスイッチ」に資金流入続く(話題の投信)

2018/5/10 12:00
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アムンディ・ジャパンが運用する「SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)」に資金流入が続いている。昨年7月に設定され、純資産総額(残高)は今年4月末時点で2300億円超。複数の資産に分散投資するバランス型で国内3番目の規模になった(図1)

「あんしんスイッチ」は世界の株式や債券、短期金融資産などに投資し、資産配分を機動的に変更する。日本で初めて「プロテクトライン」と呼ぶ下限値を設定し、基準価格が常にこの水準を上回る運用を目指す。

基準価格がプロテクトラインまで下落した場合は、保証契約によりこの下限値を下回ることなく繰り上げ償還される。保証契約を履行する銀行が経営破綻しない限り償還価格がプロテクトラインを割り込まない「損失限定型」で、リスクを抑えたい安全志向の個人投資家を中心に人気を集めている。

設定当初は三井住友銀行だけで販売していたが、今年1月にSMBC日興証券が加わり、4月末には野村証券も取り扱いを始めた。設定時に600億円超の資金を集め、その後も10カ月連続で流入超が続いている(図2)。4月は推計で11億円程度の資金流入超だった。

プロテクトラインは基準価格の動きに応じて変化するが、これまで設定当初の9000円を維持している。次の「スイッチ」は基準価格が1万600円に到達するとプロテクトラインが1万円に引き上がるが、基準価格の最高は今年1月の1万112円にとどまっている。

世界の株式相場が下落した今年3月には基準価格が設定後で最低の9832円まで下げたが、プロテクトラインを上回る運用を続けた。4月末時点の基準価格は9912円。運用担当のアムンディ・アセットマネジメントが1990年代前半から本拠地フランスで運用する類似のファンドは、米リーマン・ショックなどでもプロテクトライン割れを回避した実績がある。

コスト面を見ると、「あんしんスイッチ」は購入時の手数料がかからないノーロード。保有期間中に差し引かれる信託報酬は保証料(0.2200%)も合わせて年1.4404%(税込み)と、類似の投信平均(4月末時点で1.3120%、QUICK調べ)をやや上回る。

組み入れ資産は今年3月末時点で株式が21.5%、債券が54.0%、現金などの短期金融資産が24.5%(図3)。昨年末にかけては欧州の金利上昇リスクに備え、短期金融資産の割合が半分近くに拡大する場面もあった。

(QUICK資産運用研究所)

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