2019年4月19日(金)

四国4県のクルーズ船寄港3割増、18年の見込み122回
小型豪華客船「ガンツウ」が押し上げ効果

2018/5/7 21:48
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四国地方整備局のまとめによると、四国4県への2018年のクルーズ船の寄港見込み回数は3月上旬時点の集計で計122回と、過去最高だった16年実績の93回を31%上回った。ただ、せとうちクルーズ(広島県尾道市)が17年10月に瀬戸内海で運航を始めた小型豪華客船「ガンツウ」の押し上げ効果が大きく、その他の上積みが焦点だ。

2017年10月に就航し、瀬戸内海の島々に寄港する小型豪華客船「ガンツウ」の押し上げ効果も大きい

ガンツウは大三島(愛媛県今治市)の宮浦港に31回、直島(香川県直島町)の宮浦港に14回の寄港を予定する。それを除いた寄港見込みは77回でうち外国船は52回。それでも17年同時期の寄港見込みだった65回(外国船45回)は上回っている。現時点で確定した寄港のみ集計しており、各県の誘致活動などによって上振れの可能性はある。

港別では高知港が33回と最も多いが、17年実績に比べると9回減。外国船は3回減の31回と高水準を保つ。外国の豪華客船の寄港が定着している。

ガンツウの寄港地を除けば、次いで高松港が13回(うち外国船8回)と17年実績とすでに並ぶ。徳島小松島港も11回(うち外国船2回)と17年実績と同水準にある。宇和島港は10回で17年実績を2回下回っている。

17年にクルーズ船で四国を訪れた外国人旅客数は16年と比べ72%増の延べ約9万5700人に増えた。宿泊は見込めないが、寄港先での買い物や飲食、バスで地元の観光スポットに足を延ばすオプショナルツアーへの参加などによる経済波及効果が期待される。

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