2019年3月26日(火)

安川電、9日続落
米中対立を懸念、一時2%安

2018/5/7 20:30
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7日の東京株式市場で安川電機株が9日続落した。終値は前営業日比0.3%安の4435円。背景にあるのは中国政府による自国産業の高度化計画「中国製造2025」を巡る米中両国の対立激化懸念だ。中国市場は安川電の主要販路。中国の対米輸出落ち込みによる設備投資鈍化リスクが懸念されている。株価は一時、2%安まで下落し年初来安値を更新した。

安川電の「サーボモーター」は半導体製造装置や工作機械など様々な機械に使われている。産業用ロボットも含め、中国での機械化や省力化に向けた投資需要の拡大が成長をけん引してきただけに、ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は「短期的にはこうした懸念材料が注目されやすい」と話す。

安川電は4月中旬に2019年2月期の連結業績予想を発表済み。決算期変更に伴い単純比較はできないが、純利益は500億円と実質的に過去最高を更新する。「電気自動車や環境関連など様々な分野で投資が活発化しそうだ」(村上周二専務執行役員)と強気な見方を示していた。

今期の予想PER(株価収益率)は23倍。ファナック(30倍超)などと比べれば必ずしも割高感が大きいとはいえない。「堅調な状況が確認できれば、中長期的な成長期待が再燃する」(野村証券の野口昌泰氏)可能性もある。

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