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楽天、早くも自力V消滅 諦めるにはまだ早い

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2018/5/8 6:30
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 まさかここまで低迷するとは――。2017年は開幕ダッシュに成功し、8月半ばまで首位を快走した楽天が今季、苦しんでいる。開幕戦こそ、延長十二回の死闘を3―2で制してロッテに勝利したものの、その後5連敗。3、4月は2連勝が1度あったのみで、7連敗を喫するなど6勝19敗1分けに終わった。月が変わって5月2日は岸孝之が3安打131球で完封勝利。幸先いいスタートを切ったかと思われたが、その翌日は打線が11安打を放ちながらわずか1点とつながらず日本ハムに逆転負けした。地元仙台での4日からの西武との3連戦でも白星を挙げることができず、ここまで7勝23敗1分けの借金16。勝率2割3分3厘で31試合目にして早くも自力優勝が消えてしまった。

6日の西武戦で、藤平(手前)は四回途中で9失点と打ち込まれた=共同

6日の西武戦で、藤平(手前)は四回途中で9失点と打ち込まれた=共同

先発打ち込まれ、打線も沈黙

 6日の西武戦。連敗阻止のマウンドに上がったのは2年目の藤平尚真。梨田昌孝監督が「若い選手の中で一番期待している」という19歳は一回表に先頭の秋山に四球を与えるなど、立ち上がりから制球が不安定だった。ボール先行でカウントを悪くする投球は三回、西武打線の餌食になる。1死から秋山にソロ、浅村に2ラン、栗山に3ランと3本の本塁打を浴びてしまう。

 藤平は続く四回にも浅村の適時打や森の犠飛などで3失点。負ければ自力Vが消滅するという重圧のかかるマウンドは経験の少ない若手には厳しすぎたのか、四回途中で被安打8、与四死球8で9失点の内容に藤平は「実力不足です。(西武打線は)個々の力が高いので、慎重になりすぎた。慎重になりすぎて自分のボールが投げられなかった」とうなだれた。

 打線も西武の継投の前に4安打で零封負け。地元仙台で満員の観衆が見つめる中、0―11の大敗の屈辱に梨田監督は「負けるにしても、中身がなさすぎる。一番悪いのは監督」と怒りを押し殺して話すしかなかった。

 開幕前は希望に満ちていた。オープン戦は9勝5敗2分けの3位と好調だった。昨季、シーズン終盤に失速して3位に終わったものの、クライマックスシリーズ(CS)ではファーストステージで西武を破ってファイナルステージに進出。経験を積んだこともあり「優勝を狙える可能性がある」と梨田監督も自信を深めていたはずだった。

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