2019年2月22日(金)

インサイド/アウトサイド

フォローする

楽天、早くも自力V消滅 諦めるにはまだ早い

(1/2ページ)
2018/5/8 6:30
保存
共有
印刷
その他

まさかここまで低迷するとは――。2017年は開幕ダッシュに成功し、8月半ばまで首位を快走した楽天が今季、苦しんでいる。開幕戦こそ、延長十二回の死闘を3―2で制してロッテに勝利したものの、その後5連敗。3、4月は2連勝が1度あったのみで、7連敗を喫するなど6勝19敗1分けに終わった。月が変わって5月2日は岸孝之が3安打131球で完封勝利。幸先いいスタートを切ったかと思われたが、その翌日は打線が11安打を放ちながらわずか1点とつながらず日本ハムに逆転負けした。地元仙台での4日からの西武との3連戦でも白星を挙げることができず、ここまで7勝23敗1分けの借金16。勝率2割3分3厘で31試合目にして早くも自力優勝が消えてしまった。

6日の西武戦で、藤平(手前)は四回途中で9失点と打ち込まれた=共同

6日の西武戦で、藤平(手前)は四回途中で9失点と打ち込まれた=共同

先発打ち込まれ、打線も沈黙

6日の西武戦。連敗阻止のマウンドに上がったのは2年目の藤平尚真。梨田昌孝監督が「若い選手の中で一番期待している」という19歳は一回表に先頭の秋山に四球を与えるなど、立ち上がりから制球が不安定だった。ボール先行でカウントを悪くする投球は三回、西武打線の餌食になる。1死から秋山にソロ、浅村に2ラン、栗山に3ランと3本の本塁打を浴びてしまう。

藤平は続く四回にも浅村の適時打や森の犠飛などで3失点。負ければ自力Vが消滅するという重圧のかかるマウンドは経験の少ない若手には厳しすぎたのか、四回途中で被安打8、与四死球8で9失点の内容に藤平は「実力不足です。(西武打線は)個々の力が高いので、慎重になりすぎた。慎重になりすぎて自分のボールが投げられなかった」とうなだれた。

打線も西武の継投の前に4安打で零封負け。地元仙台で満員の観衆が見つめる中、0―11の大敗の屈辱に梨田監督は「負けるにしても、中身がなさすぎる。一番悪いのは監督」と怒りを押し殺して話すしかなかった。

開幕前は希望に満ちていた。オープン戦は9勝5敗2分けの3位と好調だった。昨季、シーズン終盤に失速して3位に終わったものの、クライマックスシリーズ(CS)ではファーストステージで西武を破ってファイナルステージに進出。経験を積んだこともあり「優勝を狙える可能性がある」と梨田監督も自信を深めていたはずだった。

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

プロ野球コラム

17年ドラフト会議

電子版トップスポーツトップ

インサイド/アウトサイド 一覧

フォローする
2日のブルペンでは左足の踏み出し位置やステップする幅を入念に確認しながら投げ込んだ=共同共同

 プロ21年目を迎えた巨人の上原浩治が復活を期し、宮崎の春季キャンプで若手に交じって汗を流している。左膝手術からの回復途上にあり、キャンプは2軍スタート。現役最年長投手として迎える開幕に照準を合わせ、 …続き (2/12)

菅野は4日、今季8度目の完封勝ちでリーグトップに並ぶ15勝目を挙げた=共同共同

 3位でクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性を残しながら、巨人の高橋由伸監督が今季限りでの辞任を表明した。最後まで波に乗れなかったチームにあって、圧倒的な存在感を放っているのが菅野智之だ。リーグ …続き (2018/10/9)

浅村は「チャンスの方が力を発揮しやすいタイプ」と自負する=共同共同

 西武が10年ぶりのリーグ優勝に近づいている。ヤマ場とみられた14日からの9連戦を8勝無敗で通過(雨天中止が1試合)。2位ソフトバンクとの直接対決にも3連勝してマジックを点灯させ、連戦前の3ゲーム差を …続き (2018/9/25)

ハイライト・スポーツ

[PR]