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まず下半身 足踏みスイングで飛距離アップ(4)

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2018/5/22 6:30
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 米PGAツアーで活躍するトッププロのスイング解析や、世界一流のコーチたちから最先端のコーチングを学んでいる吉田洋一郎プロ。それだけに吉田プロのレッスンはゴルファーの潜在能力を最大限に引き出すとの高い評価がある。今回は飛距離アップをテーマにレッスンをしてもらった。
(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.38」から)

「肩が痛いと思いますので、トップで左肘は曲げて結構ですよ」

吉田プロに言われたまま、曲げてやってみる。

さらに楽に振れて、ボールもつかまり出した。

「その調子ですよ」

何度もそのスイングでボールを打つ。

「では、バックスイングに勢いをつけましょう。ヘッドをボールよりも先に出して構えてください。インパクト後のフォローに入ったくらいのところです。そこを起点にして、右足かかとをガツンと踏んで、ブンと勢いよくクラブを振り上げます。先ほどのトップをつくって、今度は左足かかとをドンと踏み込んで、クラブを勢いよく振り下ろします。ボールを打ったらフィニッシュまで一気にクラブを振り抜いてください」

言われたままやってみる。打球は薄い当たりのスライスに逆戻り。

「もっと勢いをつけてバックスイングしてください」

トップの切り返しで左足かかとを踏み込む

トップの切り返しで左足かかとを踏み込む

右足をガツンと踏み、その反動で勢いをつける。

ところが、今度は振り下ろすタイミングが違ってしまい、うまくダウンスイングができない。

「ダウンスイングでは振り下ろす前に、いち早くドンと左足かかとを踏み込んでみましょう」

言われたようにやってみる。

しかし、早く踏み込もうとすると、慌てて切り返してしまう。

トップが浅いから、当たりの薄いスライスになる。

「慌てずに、シャフトが肩に当たってから振り下ろしましょう」

どんどんボールをティーに置く吉田プロ。

そのリズムに従ってどんどん打つ。

汗が噴き出る。

当たりはちっともよくならないが、時間差はできてきた。

「いいですよ。足が使えていますよ。当たるかどうかは気にしない。下半身だけを気にしてクラブを振っていきましょう」

さらにどんどんボールをティーアップする吉田プロ。

結構な特訓だ。

「クラブが振れてきましたよ」

もう何も気にしなくなった。かかとを踏み込んで打つだけ。

「すごいですよ。ヘッドスピードが毎秒44メートルまで上がりました」

確かにびっくりだ。足を使うだけで、これほどヘッドが走るのかと思った。

とはいえ、芯を食ったつかまった打球にはならない。

とうとう、時間がきて、ラストボールになってしまった。

最後は思い切り振って飛ばしてやろうと思った。

結果はさらに当たらなかった。

きっと腕を速く振ろうとしたに違いない。下半身からの運動連鎖になっていなかったのだ。

がっくり肩を落としていると、吉田プロに言われた。

「飛ばそうと思ったらダメですよ。足を使うこと。踏み込みを強くして、時間差で打つ。こんな短い時間ではなかなかマスターできません。でも、当たりはよくなかったですが、確実にスイングは鋭くなりました。ヘッドスピードが出ているのが何よりの証拠です。あとは慣れること。練習してくださいね」

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