イチロー、球団の会長特別補佐に 今季はプレーせず - 日本経済新聞
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イチロー、球団の会長特別補佐に 今季はプレーせず

マリナーズ発表 「来季以降、選手復帰の可能性ある」

(更新)

【シアトル=共同】米大リーグ、マリナーズは3日、メジャー歴代21位の3089安打を放っているイチロー外野手(44)=本名・鈴木一朗=がベンチ入りメンバーの25人枠を外れ、会長付特別補佐に就任したと発表した。今年の残りシーズンは選手としてプレーせず、チームに同行し、同僚や首脳陣らをサポートする。大リーグ現役最年長野手のイチロー外野手は「大好きなチーム、大好きなチームメート。チームがこの形を望んでいるのであれば、それが彼らの助けになるのであれば、喜んで受けたということ」と決断理由を語った。

球団のジェリー・ディポト・ゼネラルマネジャーは来季以降に選手復帰の可能性があるとした上で「もともと5月半ばにみんな(故障者)が戻ってきたら、今後のオプションについて話し合うことになっていた。どんな形でも残ってほしいと思っていた」と述べた。同外野手は来季の復帰に「イメージできないことはない。やってみないことには分からない。僕は野球の研究者でいたい。それも研究材料の一つ」と含みを持たせた。

2001年にプロ野球オリックスからマリナーズ入りし、10年連続でオールスター戦に選出されるなどメジャーを代表する選手として活躍した。12年途中にヤンキースに移籍し、昨季限りでマーリンズを退団して今季は6年ぶりにマリナーズに復帰。だが、開幕前に右ふくらはぎの故障や実戦での頭部死球の影響で調整が遅れ、15試合の出場で9安打、打率2割5厘にとどまっていた。

大リーグ通算成績は打率3割1分1厘、117本塁打、780打点、509盗塁。日本での通算成績は1278安打で打率3割5分3厘、118本塁打、529打点、199盗塁。将来の米国野球殿堂入りが確実視されている。

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