4連休となったゴールデンウイーク後半初日の3日、ターミナル駅や空港は行楽地や古里へ向かう人たちで再び混雑し、高速道路は各地で渋滞が発生した。一方、4日にかけて東日本や西日本では、荒れ模様の天候となる恐れがあり、気象庁は、海や山のレジャーに注意を呼び掛けた。
JR東京駅新幹線ホームは、大きな荷物を手に列車を待つ家族連れなどで長い列ができた。東京駅を出発した新幹線は自由席の乗車率が100%を超える列車も目立ち、北陸新幹線の一部では170%に達した。
日本道路交通情報センターによると、午前10時半現在で山陽道下りの尾道ジャンクション(広島)付近を先頭に26キロ、名神高速下りの岐阜羽島インターチェンジ(岐阜)を先頭に22キロの渋滞が発生。東名高速では下りの伊勢原バス停(神奈川)付近を先頭に事故の影響もあり31キロの渋滞となった。
気象庁によると、4日は寒気が流れ込む影響で、東日本や西日本の日本海側を中心に急な強い雨や落雷、突風が起きる恐れがある。5~6日は、全国的に晴れる所が多い見通し。〔共同〕