2018年9月22日(土)

フェイスブック問題の英社が破産申請 全業務を停止

2018/5/3 5:05
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 【ロンドン=篠崎健太】米フェイスブックの大量の個人情報が流出した問題で、データを不正取得したとされる英政治コンサルティング会社のケンブリッジ・アナリティカは2日、破産手続きを申請したと明らかにした。同日付で全ての業務を停止した。3月の問題発覚後に顧客離れが止まらず、資金繰りに行き詰まったもようだ。

ケンブリッジ・アナリティカが入るビル(英ロンドン)=AP

 同社はウェブサイト上に声明を載せ、不正流用問題が取り沙汰されたことで「事実上全ての顧客と取引先が離れていった」と説明した。「事業をこれ以上続けることはできず、破産以外に現実的な選択肢は無いと決断した」という。

 フェイスブックの8700万人分の個人情報が流出した問題では、英ケンブリッジ大学の研究者が学術目的で得た利用者データを、ケンブリッジ・アナリティカに不正に横流ししたとされる。2016年の米大統領選など政治活動に使われた疑いが指摘され、世界に波紋が広がった。

 ケンブリッジ・アナリティカは問題が3月に報じられて以来、不正行為を一貫して否定してきた。2日の声明でも「この数カ月にわたって事実無根の非難を受けてきた」と主張。不正を改めて否定し、報道が顧客離れにつながったとメディアへの不満を表明した。

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