2019年9月23日(月)

ローマ法王に被爆地訪問を要請 長崎市長

2018/5/2 20:10
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【バチカン=共同】長崎市の田上富久市長は2日、バチカンのサンピエトロ広場でローマ法王フランシスコの一般謁見に参列、「被爆地から核兵器廃絶に向けたメッセージを発信していただくことを切に願っている」とする親書を手渡し、長崎、広島への訪問を要請した。親書は広島市の松井一実市長と連名とした。

バチカンでローマ法王フランシスコの一般謁見に参列後、取材に応じる長崎市の田上富久市長(2日)=共同

実現すれば、1981年2月の故ヨハネ・パウロ2世以来の法王訪日となる。田上市長によると、「長崎に来て『ここを世界で最後の被爆地にしよう』と呼び掛けてほしい」と伝えたところ、法王から「行ければぜひ」と返答があったという。

親書では、法王が平和の大切さを訴えるため、原爆投下後の長崎で撮影された「焼き場に立つ少年」の写真を配布したことに「大いに勇気づけられた」と謝意を伝えた。

初の米朝首脳会談が見込まれるなど核廃絶に向けた大きな動きがあるとする一方、「核兵器を巡る動きは予断を許さない状況だ」とも指摘。被爆者や被爆地の市民が法王の長崎と広島訪問を「心待ちにしている」と強調した。

松井市長も昨年11月、法王の一般謁見に参列し被爆地訪問を要請した。安倍晋三首相も2014年にバチカンで法王と会談し来日を招請している。

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