2018年9月26日(水)

事件直前「黒い不審車」目撃 愛知・豊田高1殺害10年

2018/5/2 13:45
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 愛知県豊田市で2008年5月、高校1年の清水愛美さん(当時15)が殺害された事件で、愛知県警は2日、事件直前に現場近くで不審な黒っぽい多目的スポーツ車(SUV)が目撃されていたことを明らかにした。似た車が事件の1カ月前から複数回、現場付近を走っていたとの情報もあり、県警は事件との関連を調べている。事件は2日、発生から10年を迎えた。

女子高生殺人事件から10年を迎え、豊田署員らがビラを配り情報提供を呼び掛けた(2日、愛知県豊田市の名鉄豊田市駅)

 県警に寄せられた目撃情報によると、事件発生直前の08年5月2日午後6時半ごろ、現場近くを黒っぽいSUVが走っていた。同年4月上旬ごろから似た車が付近を低速で走る様子も複数回目撃されているという。

 清水さんは同日午後7時ごろに下校後、行方不明となり、翌3日午前5時半ごろに自宅近くの豊田市生駒町の田んぼで遺体で見つかった。口にタオルを入れられ、首にビニールテープを巻かれた状態だった。

 遺体発見からまもなく、清水さんの通学用バッグが約15キロ離れた同県岡崎市の川の土手で見つかっており、県警は犯人が現場周辺から車で逃走したとみている。

 県警の捜査員は2日早朝から名鉄豊田市駅などで情報提供を求めるチラシを配り、捜査への協力を呼び掛けた。

 豊田署の小嶋哲也署長は「清水さんの将来を奪い去った残忍で悪質な事件。何が何でも犯人を逮捕しないといけない。ささいな情報でも提供してほしい」と呼び掛けた。

 県警は同日、約5千枚のチラシを配布する。事件に関する情報の提供は年々少なくなっており、18年は4件にとどまる。

 事件は解決につながる情報の提供者に、上限300万円が支払われる公的懸賞金(捜査特別報奨金)の対象。情報は豊田署特別捜査本部(電話0120・400・538)まで。

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