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主役がいない 国内男子ゴルフの危機
ゴルフジャーナリスト 地平達郎

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2018/5/3 6:30
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4月第2週の東建ホームメイトカップが国内開幕戦となった男子ゴルフツアー。日本人選手の苦しいスタートが気になる。

中日クラウンズをY・E・ヤンが制し、外国人選手の優勝は4試合になった=共同

中日クラウンズをY・E・ヤンが制し、外国人選手の優勝は4試合になった=共同

東建では重永亜斗夢(29)が初優勝を飾ったものの、パナソニックオープンはR・ガンジー(インド)、中日クラウンズではY・E・ヤン(韓国)と、2週連続で外国人選手が優勝した。しかも、2試合とも日本人選手は上位3人に1人も残れなかった。

これで、1月にシンガポールとミャンマーで行われた2試合を含め、中日クラウンズまでの5試合のうち、4試合を外国人選手が制したことになる。目下、賞金ランキング上位10人に入っている日本人選手は小平智、重永、石川遼の3人だけ。まだ始まったばかりで、ここから日本人選手の奮起を期待したいところだが、決して楽な状況ではない。

若手が頭角、活気づく女子ツアー

2017年の男子賞金ランクは宮里優作が初の賞金王を獲得し、小平が2位となったものの、上位10人のうち日本人選手は半分の5人。上位50人まで広げても、日本人選手26人に対して外国人選手は24人とほぼ半数を占めた。

よく「女子ツアーは外国人選手ばかりが強い」といわれる。確かに、17年の国内女子ツアーの賞金ランクをみると、日本人選手は上位10人のうち3人しか入れなかった。しかし、上位50人にまでみれば36人が日本人選手と、圧倒的に日本選手が優位に立っているのだ。

さらに18年は17年までとは全く違う展開になっている。4月までの9試合を消化した時点で、賞金ランクの上位10人に日本人選手が7人。驚くことに、そのうち6人が20代で、先日のサイバーエージェントで初優勝した新垣比菜は勝みなみ、畑岡奈紗らとともに「黄金世代」といわれる19歳だ。若手が次々と頭角を現し、ツアーを盛り上げている。

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