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米鉄鋼輸入制限、猶予1カ月延長 EUやカナダなど

【ワシントン=鳳山太成】米国が3月に発動した鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を巡り、トランプ米大統領は30日、欧州連合(EU)やカナダ、メキシコなどへの適用猶予を5月末まで1カ月延長すると発表した。関税の発動に関する交渉のためのさらなる猶予期間を設ける。米国は今後も関税発動をちらつかせながら、貿易赤字の削減などを巡る交渉で各国に譲歩を迫る構えだ。

米国は3月23日、鉄鋼とアルミニウムにそれぞれ25%、10%の関税を発動した。日本や中国は対象としたが、EUやカナダ、メキシコ、韓国、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチンの7カ国・地域は猶予した。4月末まで個別に交渉して完全に適用除外とするか、5月1日から関税を課すかを決める方針だった。

その後の各国との折衝により、EUとカナダ、メキシコへの猶予期間は1カ月延ばし、鉄鋼の輸出規制を求めて交渉を続けることになった。オーストラリアとブラジル、アルゼンチンとは大筋合意に達したとしており、完全に適用除外とする方向だ。韓国とは既に3月、同国が鉄鋼の輸出を現在の7割に減らす代わりに鉄鋼の関税を発動しないことで合意している。

トランプ氏は4月の日米首脳会談で、日本を当面除外しない方針を示した。国・地域別の適用除外とは別に、製品ごとの適用除外も検討している。商務省が米企業の申請を審査しており、国内で調達しにくい製品を関税の対象から外す。日本の高性能な鉄鋼製品は除外される可能性がある。

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