「ふくしまの海」改装オープン いわきの水族館

2018/4/27 22:00
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福島県いわき市にある水族館「アクアマリンふくしま」は27日、地元の海洋生物を紹介するコーナー「ふくしまの海」を改装オープンした。同県沖に生息する約40種を、大陸棚から深海に向かう順路で展示。改装前は9基だった水槽を小型を中心に28基に増やして多様性を表現した。

タコ類最大の「ミズダコ」や世界最大の甲殻類「タカアシガニ」のほか、飼育が難しい「ギス」といった国内展示では唯一の魚もそろえた。潜水艇から見たような眺めを楽しめるよう、水槽には丸窓を多用した。

設備の老朽化などを受けて昨秋に工事を開始。改装費は約2億2千万円で主に県からの助成金を活用した。5月に同市内で開く国際会議「太平洋・島サミット」や、同館がホストとなる11月の世界水族館会議などを通じ、原発事故で悪化した福島の海のイメージ回復もめざす。

安部義孝館長は「海外からの来館者に『福島は大丈夫』とのメッセージを発してもらえるようにしたい」と説明。茨城県から訪れた神長美由紀さん(41)は「深海のような雰囲気の照明がいい」と語った。

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