2018年9月25日(火)

福島2号機の核燃料、落下経路は複数か 再調査も

科学&新技術
2018/4/26 20:24
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 東京電力は26日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉格納容器内で撮影した画像を公開し、事故で溶け落ちた核燃料は複数の経路をたどって底部に落ちたとみられると明らかにした。早ければ18年度内にも2号機にロボットアームを入れて再調査する。21年にも始まる溶融燃料の取り出しに向けて情報収集を急ぐ。

福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で1月に撮影した画像の分析結果を公開した。金属製の足場が核燃料の高温で溶け落ちたとみられる(国際廃炉研究開発機構提供)

 公開した画像では、格納容器の底に溶融燃料の可能性がある堆積物が広がっていた。詳しく調べると、周囲より高く降り積もっている場所が少なくとも2カ所特定でき、その真上から核燃料が落下してきたと推定できた。

 東電は今後予定する再調査で、温度計や放射線量などを調べる機器を取り付けたロボットアームを原子炉内に入れる計画。記者会見で東電は「まだ溶融燃料がどんな形態で存在しているか分からない。より詳細な情報が欲しい」と述べた。

 東電は1月、2号機の格納容器にカメラ付きの棒状の装置を入れて内部を撮影した。底付近に核燃料の部品の一部が落下しており、周囲に溶融燃料が散らばっている様子を捉えていた。

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