北朝鮮「非核化」の具体化焦点 27日に南北首脳会談

2018/4/26 18:30
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【ソウル=恩地洋介】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は27日、軍事境界線のある板門店で首脳会談に臨む。会談後に共同宣言を発表する予定で、北朝鮮の「非核化」に向けた道筋をどこまで具体化できるかが焦点。休戦状態の朝鮮戦争を正式に終結させるための「平和協定」も協議する。会談結果は6月上旬に想定する米朝首脳会談の行方に影響を与える。

南北首脳会談は2000年、07年に続き3回目。過去2回は平壌で開催された。金正恩氏は北朝鮮の指導者として初めて徒歩で軍事境界線を越えて韓国側に足を踏み入れる。文大統領は27日午前9時半に境界線付近で金正恩氏を出迎え、首脳会談は10時半から韓国側施設「平和の家」で始まる。

金正恩氏は20日の朝鮮労働党中央委員会総会で、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の中止、核実験場の廃棄を表明したが、核放棄には触れなかった。文大統領は24日の安倍晋三首相との電話協議で、日本人拉致問題の解決に向けた首相の意思を金正恩氏に伝達すると約束した。

北朝鮮側は金正恩氏のほか、妹の金与正(キム・ヨジョン)氏や金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長ら10人が参加。韓国側は晩さん会に正恩氏の夫人、李雪主(リ・ソルジュ)氏を招待しているが、出席は決まっていない。

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