2018年9月25日(火)

輝く17億の星の地図 欧州の宇宙望遠鏡で観測

2018/4/26 10:43
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 【ワシントン=共同】太陽系を含む天の川銀河の詳細な立体地図づくりを進めている欧州宇宙機関(ESA)は25日、宇宙望遠鏡「ガイア」による観測で判明した17億個の恒星の明るさや正確な位置を発表した。一部の恒星については動きも解明。天文学の新たな基盤となり、銀河系の形成や進化を解き明かすのに役立ちそうだ。

ESAの宇宙望遠鏡が撮影した天の川銀河=ESA提供・共同

 ガイアはESAが2013年に宇宙空間に打ち上げた。今回は初期の観測データに加え、14~16年の観測結果をまとめた。天の川銀河には2千億個ほどの恒星があるとされ、ESAは正確な「地図」づくりを進める。

 太陽の周りを回る1万4千個の小惑星の正確な位置も分かった。これを使えば、地球に接近する小惑星の詳しい軌道を割り出すことができる。

 ガイアは地球や太陽からの影響をほとんど受けない非常に高い特殊な軌道に位置する。観測の精度は月面に落ちている硬貨を地球から見分けるほど高いという。

 天の川銀河は、中心部がこぶのように膨らんだ円盤状に恒星が密集する領域と、それを球状に取り巻くまばらな領域でできている。〔共同〕

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