2019年3月21日(木)

「低炭素水素」トヨタなど活用 愛知県認証第1弾

2018/4/25 21:20
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トヨタ自動車と愛知県などは25日、再生可能エネルギーを使って製造した水素を工場で活用する取り組みを始めた。トヨタの元町工場(同県豊田市)でバイオガス由来の都市ガスを水素に変え、燃料電池(FC)フォークリフトを動かす。水素の製造段階から二酸化炭素(CO2)を極力出さない仕組みを作り、地球温暖化対策に役立てる考えだ。

トヨタは元町工場の水素ステーションを活用する(25日、愛知県豊田市)

再生可能エネルギー由来の水素を「低炭素水素」として愛知県が認証する制度の第1弾。トヨタのほか東邦ガス中部電力豊田自動織機などが参加した。現在、国内で流通する水素の大半が化石燃料からできており、製造段階ではCO2が排出されている。

同日記者会見したトヨタの内山田竹志会長は「水素インフラの普及には長い時間と大きな投資が必要。全国からこれまで関係のなかった企業の参画も期待したい」と訴えた。愛知県の大村秀章知事も「環境先進地域として産・学・行政を挙げた取り組みで世界をリードしたい」と話した。

トヨタは2020年ごろまでに燃料電池車(FCV)「ミライ」を製造する工程で出るCO2をゼロにする目標を掲げている。元町工場では、現在あるエンジンのフォークリフトを順次FCに置き換える。クルマの塗装を乾燥させる工程などに今後、水素を活用することも検討する。

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