JCR、原薬増産へ新工場 難病治験拡大に備え
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中堅製薬のJCRファーマは研究開発や臨床試験(治験)に使う原薬の生産体制を強化する。30億円程度を投じて室谷工場(神戸市)の敷地内に新棟を建設する。同社は「ライソゾーム病」という遺伝子難病の治療薬候補を開発している。研究開発が順調に進んでおり、国内外での治験の増加や薬種の拡大に備える。
今年度中に着工し、20年度にも稼働する見込み。JCRの治療薬候補は日本やブラジルで治験を始めており、米国での治...
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