高機能素材の研究拠点 愛媛県、炭素繊維や植物由来

2018/4/25 19:53
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愛媛県は25日、県産業技術研究所(松山市)で、炭素繊維や植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」など高機能素材の研究の新しい実験棟を公開した。関係企業との打ち合わせから材料の保存・加工、試作品の製作までの機能を備える。産官学の連携を推進し、地域経済の活性化につなげる。

精密切断機の使い方を説明する県産業技術研究所の職員(25日、松山市)

新しい実験棟は既存の平屋建ての建物を改装した。延べ床面積約200平方メートルで、整備費用は5600万円。共同研究室や成形作業室、材料の保管室などがある。素材の精密切断機と、CNFと樹脂・ゴムを均一に混ぜるための専用装置を新たに導入した。

同研究所では無料で企業の技術相談に応じるほか、機器の貸し出しや依頼試験の受け付け、共同研究などを進めていく。

軽くて強度の高い炭素繊維は航空機や自動車などへの活用が広がっている。同様の特徴を持つCNFもさまざまな産業分野への展開が期待される。県内に大手素材メーカーや製紙会社の研究生産拠点が集積しており、県は高機能素材関連の産業活性化を目指している。

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