四国化成、設備投資を倍増 今期35億円

2018/4/25 19:48
保存
共有
印刷
その他

四国化成工業は2019年3月期の設備投資を前期比2.2倍の35億4500万円と大幅に増やす。ラジアルタイヤ向け原料の製造設備で大規模な修繕工事により生産効率を高め、殺菌消毒剤の新用途の開拓に向けて設備を増強する。攻めの経営で業績を伸ばす。

同社が25日発表した18年3月期の決算会見で、真鍋志朗取締役常務執行役員が明らかにした。

ラジアルタイヤ向け原料「不溶性硫黄」を生産する丸亀工場(香川県丸亀市)で、老朽化した設備の修繕に取り組む。生産効率を高めて世界的なタイヤの需要の伸びに対応する。設備の故障のリスクが下がり、生産が安定すると期待している。

同社は殺菌消毒剤を主にプール向けとして北米に輸出している。この消毒剤について、新用途として国内で台所やトイレなど向けの需要を掘り起こそうと営業を強化しており、消毒剤の設備の増強を検討している。

同社が発表した18年3月期の連結決算は、売上高が前期比3%増の507億円だった。経常利益は2%増の84億円で、売上高、経常利益ともに過去最高を更新した。

19年3月期は売上高が3%増の522億円を見込む。経常利益は原料高などで10%減の76億円と予想している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]