2019年4月25日(木)

東京エレク、半導体装置の新工場 2棟で260億円

2018/4/25 18:18
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東京エレクトロンは25日、山梨県と岩手県で計260億円を投じ、半導体製造装置の新棟を2棟建設すると発表した。宮城県で10月までにエッチング装置の生産能力を2倍に増やすことを決めたばかりだが、データセンター向けの半導体メモリー需要の拡大が続いているため、追加投資に踏み切る。

東京エレクトロンが山梨事業所で建設を予定する新棟の完成予想図

データセンターは交流サイト(SNS)などでやり取りされる動画や画像など大量のデータを処理、蓄積する。世界中を飛び交うデータ量の拡大が、半導体製造装置メーカーを積極投資に向かわせている。

山梨事業所(山梨県韮崎市)と東北事業所(岩手県奥州市)でそれぞれ130億円ずつ投資し、新棟を建設する。

東京エレクトロンはメモリーの製造に欠かせない「エッチング装置」に強い。山梨では成膜装置やエッチング装置、岩手では熱処理成膜装置を生産する。生産能力は最大で2倍に増やす。

山梨では2019年1月に着工し、20年4月に完成する計画だ。岩手では18年10月に着工し、20年12月までに完成させる予定。これらの積極投資もあって、19年3月期の設備投資は過去最高水準の510億円になる見込みだ。

「インスタグラム」などのSNSでやり取りされるデータを処理、蓄積するにはDRAMやNANDフラッシュメモリーが必要で、これらの需要が急増している。

東京エレクトロンの半導体製造装置の新規装置の売上高はNAND向けが40%、DRAM向けが24%で、それぞれ大きな割合を占めている。

同日には19年3月期の研究開発投資が過去最高の1200億円になることも発表した。生産と研究開発の両面で、強気の投資を続ける。

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