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訪日客の消費 北関東に波及 百貨店の免税売り上げ拡大

北関東3県の百貨店が訪日外国人(インバウンド)への売り上げを伸ばしている。中国人を中心に化粧品などを買い求める訪日客が増え、2018年2月期の免税売り上げは前年から軒並み増加した。東南アジアからの観光客の利用も増えている。全国的な訪日消費の伸びは北関東にも波及しているようだ。

東武宇都宮百貨店(宇都宮市)の18年2月期の免税売り上げは前期比6割増えた。売り上げが最も大きいのは化粧品で前期から倍増。ほかにラグジュアリーは前期比25%増となった。売り上げの35%を化粧品、30%をラグジュアリーが占める。利用者を国・地域別に見ると中国人が最も多く、台湾人、韓国人と続く。

中国人向けが売り上げの多くを占める一方、東南アジアからの訪日客も業績を押し上げた。タイ人向けが免税売り上げの4%となり、数は少ないもののフィリピンやシンガポールからの利用者も増えているという。

高崎高島屋(群馬県高崎市)も好調だ。18年2月期の訪日客向けの免税売り上げが前期比で約2倍に増えた。売り上げの5割を化粧品が占めた。高級なクリームや美容液が人気を集め、客単価も上昇した。ほかにも宝飾品や高級文具なども好調だった。

同店は17年9月に店舗を改装し、化粧品の取り扱いを大幅に増やした。「人気のブランドも投入した効果があったのではないか」(高崎高島屋)とみている。

水戸京成百貨店(水戸市)も中国人を中心に化粧品やアクセサリーの売り上げを伸ばし、18年2月期の免税売り上げは前期比約80%増となった。

観光庁のまとめでは、2017年の訪日客による消費額は前年比で約18%増の4兆4162億円で過去最高となった。全国的な訪日消費の増加が北関東にも波及した格好だ。東武宇都宮百貨店は「3月から4月の(免税売り上げの)推移は前年比3倍となっている」としており、今期も好調は続きそうだ。

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