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香港取引所、「種類株解禁」発表 革新企業上場を

2018/4/24 19:47
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【香港=木原雄士】香港取引所は24日、普通株より議決権が多い種類株を発行する企業の上場を認めると発表した。30日から新たなルールを適用し、6~7月に第1号の上場企業が生まれる見通しだ。新興企業は創業メンバーが議決権を握るため、種類株を発行するケースが多い。将来の成長が見込める革新的な企業に上場を促して、株式市場の活性化につなげたい考えだ。

香港取引所の李小加・最高経営責任者(CEO)は24日の記者会見で「香港取引所にとって画期的な変化だ。革新的な企業を迎え入れることで香港市場の競争力が増す」と指摘した。

新たに上場を認めるのは、株式評価額が100億香港ドル(約1380億円)以上で、売上高が10億香港ドル以上の企業。種類株1株あたりの議決権は普通株の10倍を上限とする。バイオ企業は創業期に利益をあげにくい点を考慮して、赤字でも上場を認める。ニューヨーク証券取引所など海外に上場する企業が重複上場しやすい仕組みも取り入れる。

幅広く上場を認めることでコーポレートガバナンス(企業統治)が後退するとの懸念もある。新たなルールでは、社外取締役で構成するガバナンス委員会の設置を求める。

香港取引所は中国の電子商取引大手アリババ集団がニューヨークに上場したのを機に上場ルールの見直しに着手した。金融市場では新たなルールのもと、スマートフォン製造・販売大手の小米(シャオミ)や、電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」を手掛けるアント・フィナンシャルの上場が取り沙汰されている。

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