変わりゆく辺野古の海 移設着工1年、住民の思い複雑
沖縄の選択2018
[有料会員限定]
米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古沖での護岸埋め立て工事は、25日で開始1年を迎える。政府と県の終わりの見えない対立をよそに、現場では着々と工事が進み、新たな護岸が次々と姿を現している。変わっていく海を前に、地元住民らの思いも複雑に交錯している。
「まだ名前すら付いていない生き物たちが死んでしまうかもしれない……」。護岸工事が進む辺野古地区に面する大浦湾で、20年近く潜り続...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1015文字