故・衣笠祥雄さん 気は優しくて力持ち
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飯田徳治選手(南海=現ソフトバンクなど)の記録を破る、連続1247試合出場の日本新を打ち立てたのが1980年8月。やがて世界記録まで伸びることになるが、折り返し点をすぎたばかりの日本記録でも、気の遠くなる数字だった。
ドーム球場のない時代、日本新がかかってから雨が続き、試合が流れた。時間がかかるほど、体調維持も難しくなる。「これまでは自分の体を怖いと思わなかったけれど、今度だけは試合を待つ間、体を...
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