2018年8月15日(水)

日水、ブリの養殖にAI活用 NECと連携

AI
2018/4/24 14:23
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 日本水産は24日、人工知能(AI)を活用し、養殖魚の体長を自動測定するシステムをNECと共同で開発したと発表した。まずはブリを対象に、魚の大きさや体重の計測といった従来人手に頼っていた作業を、AIが自動算出する。高精細な画像認識システムの活用で測定精度の向上や、生産性の向上につなげたい考えだ。

AIで測定対象の魚を検出し、大きさを測る

 養殖事業でいけす内の魚の体重や健康状態の管理は出荷時の品質管理の面などで欠かせない。いけす内の養殖魚を水中で撮影し、映像をクラウドで保存する。魚の群れの映像からAIにより、測定対象の魚を選び出し、尾びれの長さや背から腹の高さなどを自動測定する。その後、魚の体重を独自の算出方法ではじき出す。

 従来は人が1匹ずつ魚を取りだしての測定や画像を見て魚の大きさなどを推定していた。

 まずは養殖で最も普及しているブリから始め、マグロにも適用する。飼料の生産販売をしている子会社を通して、魚種ごとに最適な餌を与えられるよう取引先の養殖業者にもAIシステムを活用してもらいたい考えだ。

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