関東の鉄道旅客数1.4%増 1月
国土交通省が発表した2018年1月の関東運輸局管内(1都7県)の鉄道旅客数は13億3382万人と前年同月比で1.4%伸びた。増加は16カ月連続。雇用環境の改善を映し、定期券を使う通勤客が増えているほか、訪日外国人客の利用が伸びた。
旅客数は1カ月間に事業者が輸送した延べ人数をさす。18年1月の内訳をみると、定期券利用客は1.5%増の8億1646万人と全体の6割を占めた。定期外利用客は1.1%増の5億1736人だった。
17年4~18年1月の合計は136億5703万人で前年同期比1.6%増となった。定期利用者の伸びが大きい。人口の東京一極集中が進んでいるほか、景気回復で雇用情勢も良いことが追い風だ。
16年度に管内の旅客数は比較可能な1987年度以降で最多となったが、17年度はそれを上回る公算が大きくなっている。
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