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DeNA、苦戦予想覆したチーム力の底上げ

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2018/4/24 6:30
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 DeNAが上々のスタートを切った。昨季、合わせて31勝を挙げ、ローテーションの中心を期待された今永昇太、ジョー・ウィーランド、浜口遥大が故障で出遅れるなか、厚さを増した選手層と精度の上がった野球で首位に立っている。(記録は4月23日現在)

 アレックス・ラミレス監督は「3人が戻ってくるまで5割でいければ十分だと考えていた」と明かす。ところがふたを開けてみると、1勝5敗とやや出遅れたところから17年ぶりの8連勝。17日に連勝が止まった後も2勝1敗と好調を維持し、4つの貯金をつくっている。

京山は15日の中日戦で好投し、3勝目を挙げた=共同

京山は15日の中日戦で好投し、3勝目を挙げた=共同

投手陣、若手や新戦力が躍動

 安定した戦いを支えるのは投手陣だ。チーム防御率は2.91とリーグトップ。なかでも「うれしい誤算」は3人の穴を埋めてあまりある活躍を見せている若手や新戦力の先発陣だろう。筆頭は滋賀・近江高から入団2年目の京山将弥。連敗で迎えた開幕3戦目でプロ初登板となる先発マウンドを任されると、ヤクルトに5回1失点と好投し、勝ち投手となった。その後も広島に六回途中まで無失点、中日に六回途中1失点。1軍デビューから3戦3勝は球団史上初の快挙となった。

 細身でひょうひょうとした投げっぷり。デビュー戦の後には「高3夏の県予選初戦の方が緊張した」と平然と言ってのけた。得意のチェンジアップと駆け引きで間合いを外す投球スタイル。ラミレス監督に「チームでトップ3に入る」と言わせる信頼を勝ち取った。

 立命大から入団したドラフト1位・東克樹も「即戦力」の期待にたがわぬ力を見せている。150キロの快速球にキレのいいスライダーとチェンジアップが武器。身長170センチと小柄な左腕はヤクルトの技巧派・石川雅規を思わせるが、投球スタイルは紛れもなく本格派だ。

 デビュー戦となった5日の阪神戦は打線の援護に恵まれずに敗れたが、7回を9奪三振1失点と堂々の投球。次の巨人戦では制球難から立ち上がりに3失点しながら、フォームを修正して持ち直す対応力を見せ、初勝利。1週間後の巨人戦でも八回1死まで無失点の好投で2勝目を挙げた。落ち着いたマウンドさばきにはラミレス監督も目を見張る。「すごくセルフコントロールできている。球種のコンビネーションは熟練のもの」。昨季1勝の高卒4年目右腕・飯塚悟史も3試合で防御率2.16と先発の役割を全うし、新戦力のエディソン・バリオスも4試合で2勝を挙げている。

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