2019年4月25日(木)

大阪府と奈良県、第2阪奈道移管で出資金360億円放棄

2018/4/20 22:11
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大阪府と奈良県は第2阪奈有料道路(東大阪市―奈良市)の西日本高速道路への移管に伴い、道路を保有・運営する公社への出資金計360億円を放棄する。西日本高速への売却額では出資金をカバーできないため。

民営移管で通行料が下がる(奈良県側から見た第2阪奈有料道路の阪奈トンネル)

放棄するのは大阪府道路公社(大阪市)と奈良県道路公社(奈良県大和郡山市)に対する第2阪奈事業への出資金。地方道路公社は自治体の出資金や銀行借り入れなどで道路を建設し、通行料収入で維持補修費を賄い、有料事業を終えるまでに借入金を返済し出資金を償還する。事業売却の場合は借入金返済と出資金償還を一括して処理することが原則となる。

しかし、第2阪奈の売却額は移管先の西日本高速道路の経営体力を踏まえたことで府公社分は470億円、県公社分は420億円にとどまった。借入金返済を優先した結果、府公社は196億円分、県公社は164億円分の出資金が償還不足となった。大阪府議会と奈良県議会は3月、出資金の一部放棄に同意した。

第2阪奈の移管は関西の高速道路事業を西日本高速と阪神高速道路に集約させ通行料金の値下げを目指す施策の一環。第2阪奈の通行料は最大220円引き下げられる。

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