2018年10月20日(土)

抗がん剤の副作用軽減、かつおだしが有効性 新潟大

2018/4/21 0:30
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新潟大学の研究チームは、かつおだしが抗がん剤の副作用軽減に有効なことを突き止めた。主成分が血管拡張を促し、副作用で起きる手足の痛みや潰瘍などを防げる可能性が高いと分かった。今後は必要な摂取量などを詳細に分析し、新たな治療法確立に役立てる。

抗がん剤「ソラフェニブ」を服用すると、約半数に手足の痛みや皮膚の欠損が起きる「手足症候群」の症状が出る。一定期間服用するには症状緩和が課題だ。

新潟大の上村顕也助教と寺井崇二教授らは血管拡張の効果を持つかつおだしに着目。臨床研究でソラフェニブの服用前から濃度を高めたかつおだしを1日1回、150ミリリットルを飲用してもらった。

結果は、かつおだしを摂取していない人に比べて手足の温度や血流の低下や手足症候群が起きづらいと分かった。主成分の「ヒスチジン」とソラフェニブをメダカの水槽に入れた実験でも血管障害を軽減できた。

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