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日本IBM、フィンテック向け汎用機 安全性向上

日本IBMは19日、企業の基幹業務で使う新しいメインフレーム「z14モデルZR1」の国内販売戦略を発表し、金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」技術を開発したい金融機関などに売り込むため、4月に新組織を設立したことを明らかにした。都内で会見したサーバー・システム事業部長の池田恵美子執行役員は「更新需要だけでなく、新規顧客の開拓を目指す」と語った。

新型メインフレームの国内販売戦略を発表する日本IBMの池田執行役員

新製品はサイバー攻撃からデータを守る暗号化機能を強化した。機密性の高い重要データを読み取りにくくする。モデルZR1は暗号化を基本ソフト(OS)の機能で実現し、顧客は稼働中のソフトを改造する手間をかけずに利用できる。

IBMの新しいメインフレーム「z14モデルZR1」

また同等クラスの従来製品より40%体積を縮小し、薄型化した。サーバー機器で一般的に利用される19型ラックの規格に合わせた。

これらの特徴を、基幹業務向けだけでなく、フィンテック向けのシステムを新たに構築・運用したい金融機関に売り込む。フィンテックシステムは顧客の個人情報を扱うことが多く高い機密性が求められるため、モデルZR1の暗号化機能を訴求する。

薄型という特徴も新規顧客に売り込む。従来の製品は大型で一般的な規格に合わず専用の場所を確保する必要があったため、敬遠する顧客がいた。モデルZR1ではこの課題が解消されたという。

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