2018年12月13日(木)

ミャンマー閣僚、ロヒンギャ難民帰還「早急に開始」

2018/4/19 19:00
保存
共有
印刷
その他

【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマーのウィン・ミャ・エー社会福祉・救済復興相は19日、ヤンゴン市内で記者会見し、隣国バングラデシュに逃れたイスラム系少数民族ロヒンギャの難民について「雨期が迫っており、難民帰還を早急に始めたい」と述べた。国連や欧米が帰還を時期尚早としているが「我々は準備はできている」と繰り返し強調した。

19日、ヤンゴン市内で記者会見したウィン・ミャ・エー社会福祉・救済復興相

国籍の認定などロヒンギャ難民が求めている要望には応じられないとの考えも示した。ウィン・ミャ・エー氏は11日にバングラデシュ南東部の難民キャンプを訪問した際に、難民側から13項目の要望書を受け取った。その際の様子について「彼らの姿勢は攻撃的だった」と批判、議論を打ち切ったと明らかにした。

ミャンマー政府はロヒンギャが国家の構成民族ではないとしている。代わりに居住証明書を発行し、その上で現行の国籍法に基づいて国籍認定を審査する制度を設けている。ウィン・ミャ・エー氏はこれらの審査を迅速化する考えを表明したが、正式な国籍が認められるまで不安定な身分になるため、ロヒンギャの間では反発が強い。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報