2019年9月22日(日)

大分山崩れ「深層崩壊の可能性」、国交省が調査結果

2018/4/19 17:14
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国土交通省九州地方整備局は19日、大分県中津市耶馬渓町の山崩れについて「深層崩壊の可能性がある」との現地調査の結果を公表した。現場の地盤だった火山由来の「溶結凝灰岩」などの岩盤の風化が進み、崩落したとみられるという。

同省国土技術政策総合研究所や九州大学の専門家らが発生直後の11~12日に現地調査を行い、報告書をまとめた。

報告書によると、現場周辺の地盤は「安山岩」と呼ばれる岩盤を、約100万年前の火山活動に伴う溶結凝灰岩が覆う地質構造。付近には古い崩落痕も見られ、「今回の崩落も地域で過去から繰り返されてきた一現象」とした。

現場周辺の斜面で露出していた岩にも発達した亀裂があったことなどから、周辺は透水性の高い地盤で「地中への雨水の浸透を容易にし、風化を促進したことが崩落発生の主因となった」という。こうしたことから、表層土だけでなく下の岩盤から大規模に崩壊する「深層崩壊の可能性がある」と指摘した。

また、崩落後の斜面上部に残った地盤は雨によって浸食されやすいため、十分な監視体制を整えた上で捜索活動を進める必要があると指摘した。

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