ピカチュウ夜にも現る、横浜の夏イベント
横浜市とポケモン(東京・港)は18日、毎年夏に開催する人気アニメ「ポケットモンスター(ポケモン)」のキャラクター「ピカチュウ」が市内のあちこちに登場するイベントを今夏は昼間だけでなく、夜も開くと発表した。林文子市長は「市外や海外からの参加者が増え、宿泊需要も高まる」と期待を述べた。

イベントの開催期間は8月10~16日。のべ1500匹以上のピカチュウが市内を行進したり、イベントに登場したりする。横浜赤レンガ倉庫で放水して楽しむ企画や、船に乗ったピカチュウが海上から陸に向かって手を振ったり、ショーを披露したりする催しなどを計画している。
夜はライトアップやプロジェクションマッピングなどを活用したイベントを検討している。ポケモンの石原恒和社長は「横浜の魅力の一つである夜景と一緒に楽しんでほしい」と話す。
同イベントは2014年から毎年夏に開いている。昨年はスマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO」と連携し、約300万人が訪れた。歩きスマホや交通渋滞が問題になったことから、林市長は「しっかりと対応し、安全、安心に参加できるようにする」と述べた。今回はポケモンGOと連携したイベントは開かないという。