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離島限定通貨、飲食・買い物しやすく 東京都

東京都は23日、島しょ地域の11島で使える電子地域通貨を発売する。1セットを7000円で販売し、1万円分利用できるプレミアム付きだ。2017年10月~18年3月に島しょ地域振興を目的に初めて販売したが、最低7000円は使い道を宿泊に限定したこともあり、利用が低調だった。18年度は宿泊分を3000円に下げ、旅行者が自由に使える範囲を広げる。

豊かな自然のなかでスポーツやグルメを楽しめる(東京都大島町)

都が販売する「しまぽ通貨」はスマートフォンなどに入金する仕組み。支払いの際、店員が画面に電子スタンプで判を押して決済する。1人8セットまで購入でき、購入日から6カ月間利用が可能だ。大島や小笠原など11島の加盟店や竹芝客船ターミナルの店舗など269店で使える。

1万円のうち7000円を宿泊限定にしたのは、長時間の滞在を促すためだった。だが、島内には宿泊料金が7000円を下回る宿もあり、使い勝手が良いとはいえなかった。かき入れ時の夏休みに取り扱えなかったこともあり、販売目標が10万セットだったのに対し、実際の販売は約1万4400セットにとどまった。

こうしたことを踏まえ、都は宿泊に限定した金額を7000円から3000円に引き下げることにした。自由に使える額が増えるため、「飲食や土産物店での活用も期待したい」(担当者)という。

しまぽ通貨を知らずに島を旅する人も多いとみられ、知名度向上は課題だ。都は4月に専用サイトをリニューアルし、しまぽ通貨が使える店を調べやすくした。島へ向かう船内などでのポスター掲示やチラシ配布に加え、インターネットや雑誌での広告も充実させる。18年度は10万セットの販売を目指す。

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