2019年2月22日(金)

「政治家の押し付け」 授業報告要請問題で名古屋市長

2018/4/18 19:00
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立憲民主など野党6党は18日、文部科学省による授業内容の報告要請問題を巡り、同省幹部への合同ヒアリングを国会内で行った。幹部は要請文書を「私の責任で作成した」としたが、名古屋市の河村たかし市長は「前例もない問い合わせを役人がすると思えない。(政治家に)押し付けられたに決まっている」と述べ、詳細な経緯を明らかにするよう求めた。

文科省側は白間竜一郎審議官と淵上孝教育課程課長ら4人が、名古屋市側は、野党の求めに応じた河村氏と市教育委員会の杉崎正美教育長の2人が出席し、約1時間行われた。

共産党の吉良佳子参院議員は「文科相は、市教委に圧力をかけたと誤解を招きかねないと答弁した。文科省は謝罪すべきだ」と迫ったが、対応した淵上課長は「(文科相からは)表現を留意するよう注意を頂いた。誠実に受け止めている」と従来の立場を繰り返した。

淵上課長は、2月22日に審議官ら3人で自民党の池田佳隆衆院議員と会い、市教委に電話で確認した内容を説明したとし「さらに確認すると伝えたら、『詳しい情報が分かったら教えて』と言われた。局長まで相談して詳細を文書で聴く方針を固めた」と答えた。

文科省は3月初め、前川喜平前事務次官が2月16日に行った市立中での授業内容の確認や音声データの提供を市教委に要請。要請内容を地元の池田議員が直前に見て、意見を伝えていたことが判明している。

ヒアリング後、河村氏は報道陣に対し「政治と行政が一緒になると、真実は闇に隠されてしまう」と文科省を批判。さらに事実関係を追及するよう求める要望書を野党に送るという。〔共同〕

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