2018年4月23日(月)

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川内「雨と風は最高の条件」 ボストン・マラソンV

2018/4/17 21:53
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 第122回ボストン・マラソンは16日、米ボストンで行われ、男子は31歳の川内優輝(埼玉県庁)が2時間15分58秒で初優勝した。1987年の瀬古利彦以来、日本勢にとって31年ぶり9度目の快挙となった。

2時間15分58秒でゴールする男子優勝の川内優輝=ボストン(ロイター)

 水をはね上げ、歯を食いしばりながらゴールテープを切った。結果を確認した川内が目を見開いて腕を突き上げた。季節外れの寒波と悪天候でタフさが問われた消耗戦は「私にとっては最高のコンディション」。世界のトップ選手を相手に番狂わせを起こした。

 雨と風に寒さ。アフリカ勢がスピードを生かしにくい条件を味方に、豊富な経験でレースを組み立てた。「スローペースを避けて集団を絞るため」スタートの下りで飛び出し、20キロ手前でも先頭に出て揺さぶった。

 「心臓破りの丘」と呼ばれる難所など、後半の勝負どころは何度も下見をした。「うまくやれば優勝もいけるとポジティブだった」と野心を胸に世界選手権王者キルイを追い、残り約2キロでついに捉えた。強敵に、競り合う力はもうなかった。

 公務員として働きながらレースに出続け、3月には2時間20分以内の完走数がギネス記録に認定された。異色のスタイルを貫いての快挙に「コースやコンディションを選んでいけば金メダリストにも勝てることが分かった。自分の力を発揮できるレースを選んでいきたい」と自信を深める。

 マラソンを走り始めて10年目。19世紀から続く伝統のレースで歴代勝者に名を連ねた。「瀬古さんが最後に優勝した(1987)年に僕が生まれたので運命を感じる。表彰式で国旗が揚がったのを見て感動した」。銀のトロフィーを手に、涙をこらえて君が代を聞いた。〔共同〕

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