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認可取り消し求め提訴 両備、競合の新路線参入で

両備グループ(岡山市)は17日、主力のバス路線に競合他社の新路線が参入することを巡り、国土交通省による認可取り消しと認可効力の執行停止を求め、東京地裁へ訴状と申立書を提出した。新路線は27日に運行開始が予定されているが、両備側は中国運輸局による参入申請の認可に不備があり、違法であると主張している。

岡山市中心部と市東部の西大寺地区を結ぶ主力路線に、八晃運輸(同)が低運賃循環バス「めぐりん」の新路線として参入を申請。2月8日に運輸局から認可を受けた。 めぐりんの新路線の運行開始が4月27日に迫る中、両備側は同月9日、国土交通省に新路線の認可執行停止と認可取り消しを申し入れ。13日までの回答を求めたが、明確な回答を得られなかったと説明している。

会見する両備グループの小嶋光信代表(17日、岡山市)

小嶋光信代表は17日の記者会見で「時間を引き延ばされ、違法なままの運行が既成事実になると懸念していたが、想定通りの展開になってきている」と憤りを見せた。

さらに小嶋代表は、石井啓一国土交通相と大森雅夫岡山市長に対し、バス停設置の道路占用許可を巡り、不備を放置した理由について公開質問状を出す考えを示した。

傘下の労働組合、両備バス労働組合は新路線の参入認可取り消し実現を求め、23日以降のストライキを予告。同じ両備グループの岡山電気軌道労組も17日、貸し切りと岡山空港行きリムジンを除く全42のバス路線と路面電車全2系統で27日に終日でストを行う予定を通知した。

小嶋代表は「回避に向けて(新路線の)認可執行停止を引き出す努力をする」と語った。

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