2018年10月18日(木)

全国知事会長に上田氏就任、「人口減時代の基盤築く」

2018/4/17 21:30
保存
共有
印刷
その他

全国知事会は17日、知事会議を開き、山田啓二会長(前京都府知事)の退任に伴う新会長に埼玉県の上田清司知事を選出した。上田氏は就任のあいさつと記者会見で「人口減時代に地域社会で持続的な基盤を築くことが大きな課題だ」と強調。そのための方針として(1)自立自尊の地方自治(2)国と地方の責任の共有(3)日本再生モデルの地方からの発信――を掲げた。

全国知事会長に就任し、抱負を述べる埼玉県の上田清司知事(17日、東京都内)

任期は2年間。第1に掲げた「自立自尊の地方自治」は地方税財源の充実が基礎になるとして「地方財政を強化する仕組みをつくらない限り、自らの誇りは強固にできない」と述べた。

2つめの「国と地方の責任の共有」に関しては「行政改革で地方は国以上に職員定数を削減してきたが、もっと重い責任を負わなければ説得力を失う」と指摘。第3の「日本再生モデルの地方からの発信」は「先進行政を(各地で)横展開することで日本全体の流れをつくる」と語った。

都市から地方への税収移転などによる対立にも言及。「都市と地方の対立が全くないとは言わない。大都市は成長のエンジンだが、小規模の自治体も山林や島しょを守っている。補完関係で前進しなければならない」と語った。参院選の合区解消にも取り組む考えも示した。

上田氏は民主党衆院議員などを経て埼玉県知事に就任し現在4期目。全国知事会ではこれまで副会長などを務めている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報