2018年7月22日(日)

中国、米国産コーリャン「不当廉売」に対抗措置

2018/4/17 21:23
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 【北京=原田逸策】中国商務省は17日、中国に輸出されている米国産コーリャンの不当廉売(ダンピング)への対抗措置の仮決定をしたと発表した。米中の貿易摩擦が強まるなか、中国は農産物に照準を絞った対抗措置をとっている。

 コーリャンは穀物の一種で白酒の原料になる。商務省は2月から、不当廉売と不当補助金の疑いがあるとして調査していた。まず18日から輸入業者に対し、輸入額の1.8倍の保証金を税関に差し入れることを義務づける。本決定した段階で上乗せ関税をかけるとみられる。

 商務省によると米国産コーリャンの輸入は2013年の31万トンから17年に475万トンに急増。1トンあたりの輸入価格は13年の290ドル(約3万1千円)から200ドルに下がり、中国の農家が損害を受けたとした。

 米国の知的財産侵害を理由にした500億ドル分の追加関税の案に対し、中国は大豆やトウモロコシなどに関税をかける報復案を公表済み。穀倉地帯の米中西部は共和党やトランプ米大統領の支持者が多いとされる。

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